三俣の脇本陣跡「池田家」公開中

旧三俣宿の脇本陣跡「池田家」のオープニングセレモニーが8月25日に開催された。
今年4月に町へ寄贈された池田家は江戸時代中期に建てられたとされており、旧三国街道沿いにおいての数少ない遺構である。
セレモニーでは、池田家の家紋である「揚羽蝶(あげはちょう)」が染め抜かれた陣幕の前で、18代目当主・池田誠司さん(74)や田村正幸町長などが挨拶した。
9月1日から三俣在住の関隆臣さん(69)が施設管理者を務めている。掃除には一部屋につき約一時間かける。神棚など触ることができない場所もあるが、できるだけハタキをかけたり、柱などを乾拭きしている。「煤けた所よりも、きれいになっている所を見てもらいたい。気付いたところを日々、掃除していく」と話し、気を引き締めていた。
今年度の開館日は11月30日までの原則毎日で、時間は午前9時から午後4時半まで。入館料は大人300円、小中学生150円。問い合わせ先は湯沢町公民館☎025ー784ー2460。

陣幕の前で挨拶する池田さん(左から3人目)。田村町長ほか湯沢町関係者らも参列(=8月25日、オープニングセレモニー)

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