カレーや弁当など提供 みんなの食堂

 南魚沼市浦佐の普光寺で21日、萌気「みんなの食堂」が行われた。みんなの食堂は、南魚沼市の医療法人社団「萌気会」が2020年8月から、普光寺と南魚沼市市野江甲の萌気園大和通所介護「地蔵の湯」で、こども食堂の活動を行っており、来場者にカレーや弁当などを提供している。

あっという間に120食完売「みんなの食堂」=21日、南魚沼市浦佐の普光寺前

開催が12回目となる今回のメニューは、キーマカレー(スイーツと缶ジュース付き)で大人が300円、子供無料で提供。会場の普光寺前には、開始時間前から地域の子供や家族連れが次々に訪れ、午後1時には用意した120食分が完売となった。また、2021年8月から、同じく地域支援活動の一環として、一人親世帯などや経済的に困窮する住民をサポートしようと、地域の個人や商店、企業から寄付された食料品や農産物などを収納しておき、必要な人が必要なものを無償で受け取ることができる「みんなの冷蔵庫(お寺冷蔵庫)」活動も行っている。「みんなの食堂」は、赤い羽根福祉基金特別プログラムから備品購入にかかる費用の助成、NH歳末たすけあい募金からの助成も受けているが毎回、地域住民や北里大の学生らのボランティア、萌気会の有志らの協力で運営され、「みんなの冷蔵庫」も、地域の個人や企業ほか萌気会職員からの物品の提供や協力で運営されている。萌気会の上村光夫さん、田中伊織さんは「困っている方の力になりたいのはもちろん。今後も、この活動を続け、多くの皆様にも関心をもってもらえればうれしい。また、核家族化や働き方の変化、生活様式の多様化などで地域生活における日常的なかかわり、ふれあいの機会が減少し、人間関係が希薄な世の中になった。高齢者から子供たちが集い、みんなが一緒に遊べる場所も提供できたらと思っている。そして楽しい交流の場になればと願う」と話している。

「皆さんも一緒に活動しませんか」と呼びかけるボランティアスタッフたち

(雪国新聞 5月2日掲載)

「ジャパン・アウトドア・リーダーズ・アワード2024」で優秀賞(自然体験村 武宮敬介さん)

 日本各地でアウトドア活動を通じて地域の人づくりに貢献している人を表彰する「ジャパン・アウトドア・リーダーズ・アワード2024」(同運営委員会主催)が3月13日、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれ、自然体験村代表・日本ジョセササイズ協会南魚沼支部長の武宮敬介さん(43)が優秀賞を受賞した。武宮さんは8日、南魚沼市役所を訪れ、林茂男市長に受賞の報告を行った。

 同表彰は、2017年から、コロナ禍の2021年を除き7回目。今年は、プロ登山家の竹内洋岳氏が選考委員長を務め、全国から51人の応募者から奨励賞2人、武宮さんを含む優秀賞6人が選ばれている。

 武宮さんは、20年間南魚沼市で行ってきた体験村の子どもキャンプやリーダー育成、若手育成、そしてジョセササイズ(=除雪でエクササイズの略。除雪は労働ではなくエクササイズであるという考え)など、それぞれの活動の継続性や影響力が評価され優秀賞に選ばれた。武宮さんは「20年間南魚沼市の方たちに助けられながら行ってきた活動が一つの形になりました。今後も、この地域の良さをより多くの子どもたちや訪れる人たちに感じてもらえるように努力したい。また、コロナ禍で途絶えていた、南魚沼市の子どもたちを沖縄に連れて行く交流会も再開するので、交流先の金武町と共に整え、双方の子ども達にとって良い体験の機会となるようにがんばりたい」と意気込んでいる。

林市長と「南魚沼市の良さ、あふれる魅力についてどのような活動を行うべきか」を熱く語り合う=8日、南魚沼市 市長室

(雪国新聞 4月19日掲載)

LAVOCEⅡ「こうのとりの贈り物」コンサートに向けて 南魚沼市民会館

 南魚沼市民会館音楽アドバイザーの鈴木規子さん(60)が8月12日、市制20周年記念事業として「20年のありがとう鈴木規子と愉快な仲間たち〜『こうのとりの贈り物』」コンサートを開催する。

本番のステージ衣装で告知用の写真撮影

現在、出演メンバー11人が本番に向けて熱心練習に取り組んでいる。この日は、披露曲の入念な練習に続いて、全員が本番衣装を着用し、告知用の写真撮影も行われた。

 コンサートを主催する鈴木規子さんは、国立音楽大学声楽科卒業、東京芸術大学別科音楽修了。イタリアや南ドイツにて多数のコンサートに出演し、1994年にトルトーナ国際音楽コンクール声楽部門第3位受賞。帰国後は自身の音楽活動のほか2004年から「Studio VOCE(ストゥーディオ ヴォーチェ) 」を主宰し、こどもから大人までピアノ、声楽のレッスンを行っている。2005年から、南魚沼市のオペラ合唱団うおぬまLirica(リリカ)や南魚沼市少年少女合唱団を指導し、2008年に南魚沼市歌を作曲家遠藤実氏の立会いで録音して発表した。

 鈴木さんは「南魚沼市で活動を始めて20年。これまで元気に活動させていただいたことに感謝しております。また、常々『こもりうた』は赤ちゃんが初めて出会う歌であり音楽。そんな、こもりうたが当たり前に歌われ、聞かれ、流れるように祈り、歌の大好きな仲間たちと、幼児から大人まで楽しんでいただけるコンサートにしたい」と話している。また、出演者の阿部歩実さん(28)は「4月から社会人(教員)としてスタートする私にとって、今回のステージは大事な節目になると思う」と意気込んでいる。

練習は、真剣ながらもいつも笑顔が絶えない

同コンサートでは、古川圭子さんの指揮、上村明子さんのピアノで鈴木規子さんと音楽仲間が「ゆりかご」「勇気100%」「ひまわりの約束」「大人のための3つのこもりうた」などほかの歌声を披露する。

チケットは、4月21日から南魚沼市民会館(電話773−5500)、イトー楽器(電話757−6307)で販売。

(雪国新聞 4月5日掲載)

珍しい花に出会いましたが、ちょっと時間が空いていませんか    南魚沼植物友の会

花をはじめ植物を愛する人たちが2008年に集まって発足した、南魚沼植物友の会 (林正栄会長・会員32人)は毎年、春から秋までの約6回、地域の野山に出かけ珍しい植物や花々を求め観察会を行っている。同会で、企画会議、総会で年間の活動計画や業務分担を決め、観察会や学習会などの活動を行っているほか、暑気払いや忘年会なども開催し、植物談義を交わしながら会員同士の親睦を図っている。

編集から製本まですべてが手作り。CDは、自然写真家の高橋正明さんの撮影からCD作成まで担当

観察会では、季節ごとに観察テーマを決め、日程やコースなどを計画する各回の担当者、観察会で目にとまった植物や感想文などを記録するレポート担当者が観察記録を会報担当に提出。それらのレポートと会員の寄稿を編集した会報を年度末に発行している。また、同会発足10周年にあたる2018年の会報10号では、10周年を記念して「私が選んだ南魚沼の植物〜『100選』(写真CD付)」を発行。会員をはじめ多くの植物愛好家らから高い評価を受けている。

友の会の発起人で、2代目の会長を務めた平賀一さん(83)は「『珍しい花に出会いましたが、ちょっと時間が空いていませんか』『秘密の花園が丁度いい時期です』…。このようなお誘いが契機となって友の会が発足。植物に詳しい富田衛さんから初代代表に就いて頂き、植物好き方々の輪が次々に広がって会員も増え早16年。地域の自然に親しみ、植物に関する知識が増え、交流の輪が広がり、人生に彩りを添えてくれる友の会。植物好きの老若男女の入会をお待ちしております」と話している。

写真前列左から、事務局の南雲慎一さん、会長の林正栄さん、前会長の平賀一さん。後列左から、会員の笛木勝雄さん、笛木富子さん=3月13日、駅前オーパスにて

入会の申し込み、問い合わせは、南魚沼植物友の会 電話090―7200―7467林正栄会長まで。

(雪国新聞 3月29日掲載)

南魚沼市まちづくり推進機構       最優秀賞を報告

革新的な事業に取り組む新潟県関係企業などを表彰する「NIIGATAベンチャーアワード2023」アシスト部門で最優秀賞に輝いた一般社団法人南魚沼市まちづくり推進機構が、林茂男市長に受賞を報告した。

南魚沼市まちづくり推進機構の大谷彩子さんと林茂男南魚沼市長=3月8日、まちづくり推進機構の拠点、六日町駅構内「MUSUBI-BA」

県内経営者らでつくる新潟ニュービジネス協議会が毎年開催、アシスト部門、ビジネスアイデア部門、アントレプレナー部門の3部門で計19社・団体の応募から9社・団体が2月22日のプレゼン審査に進み、ビジネスプランを発表。一般社団法人南魚沼市まちづくり推進機構が最優秀賞に輝いたアシスト部門は、起業家やベンチャー企業・新規事業者に対し、支援実績のある個人、団体を対象としており、審査の結果、ビジネスアイデア部門は、里山パブリックリレーションズ(新潟県十日町市)、アントレプレナー部門は(株)meleap(東京都)が、それぞれ最優秀賞を受賞。アシスト部門では唯一の1次選考を通過した南魚沼市まちづくり推進機構(新潟県南魚沼市)が最優秀賞を受賞し、11月に朱鷺メッセで開かれる日本ニュービジネス協議会連合会主催の全国大会「ニッポン新事業創出大賞」へ推薦される。

この日の受賞報告会で林市長は「発足当時は、起業家と企業をつなぐ仕事はなかなかできなかったことだが南魚沼市まちづくり推進機構の指名である。全国でもトップを目指してほしい」と激励。また、南魚沼市まちづくり推進機構の大谷彩子さんは「南魚沼市内でのスタートアップ企業の創出が大きな目標なので、取り組みを多くの人に知ってもらい、広めていきたい」と話していた。

(雪国新聞 3月22日掲載)

気軽に集い仲間づくり ふれあいサロン 

高齢者と地域住民が毎月1回、地区公民館で気軽に集い、ふれあいを通して、仲間づくりを行う学校町「ふれあいサロン」ではこのほど、南魚沼市六日町の学校町公民館で紙芝居、読み聞かせ、ゲームほか、茶話会で談笑を楽しみながら交流を深めた。

ボランティアの加藤英子さん、松村和美さん、田邊和美さんが、おじいちゃんと孫の絆を描いた絵本「おじいちゃんのごくらくごくらく」の読み聞かせに聞き入る参加者(=2月8日、南魚沼市六日町 学校町公民館)

「ふれあい・いきいきサロン」は、南魚沼市社会福祉協議会が市内に居住する高齢者や障がい者などの社会参加の促進及び介護予防に関する意識の向上を図ることを目的に、ひとり暮らしや虚弱のために家に閉じこもりがちな高齢者、障がい者とその家族など、社会的孤立・不安を抱える人たちなどを地域の住民ボランティアの協力によって行われている。社会福祉協議会が活動1回につき2000円の助成を行っている。

手作りのすごろくゲームに盛り上がる

この日、参加した平賀一さん(83)は「亡くなった妻が民生委員をしており、妻に勧められレインボー健康体操、ふれあいサロンに参加。その当時は私も若く、参加するにはまだ早いと感じていたが、今では同年代の人たちといろいろな話をしながら交流出来るのが何よりも楽しいし、この場(サロン)にすごく感謝している」と話していた。学校町ふれあいサロンでも「仲間づくりや交流とふれあいの輪を広げよう」とボランティアスタッフが年間計画を立て、茶話会、体操、講座や講話、演奏会のほかに季節に合わせたレクリエーションなど毎月1回開催している。ボランテアスタッフの松村和美さん(65)は「学校町は4丁あるが、より多くの皆さんから参加していただきたい。最近、コロナも落ち着き皆様の笑顔を見て安心している。今後も、参加者の皆様と一緒に私も楽しませて頂きたい」と話していた。

(雪国新聞 3月8日掲載)

2人の婿さん宙に舞う  六日町八坂神社

 前年に結婚した新郎を胴上げして祝福する、新春恒例の伝統行事「婿の胴上げ」が1月6日夜、南魚沼市六日町の八坂神社で行われた。

 婿の胴上げは約450年以上前、当時の坂戸城主、長尾政景公が城下繁栄のために婿養子を祝い励し、農兵を育てるために始められたといわれている。南魚沼市六日町の上町地区内で前年度に結婚した夫婦を招いて新郎の胴上げが行われてきたが、地区内の若者の減少にともない結婚する若者も少なく、近年は同地区のみならず対象地区も広げられて行われている。神社境内にかがり火が焚かれ、多くの参拝者が訪れるなか本殿では、昨年結婚したクランマチューさん(30)と遥子さん(33)。佐藤大海さん(28)と美知花さん(26)の新婚夫婦2組が地域住民らに見守られて神事が行われた。新郎新婦に御神酒が振る舞われ、氏子らの祝い歌が終わると、太鼓の合図で新郎2人は順番に天井に届かんとばかりに何回も宙に舞った。長岡市在住で証券会社に勤務する、佐藤大海さんは「私の人生で体験したことがない胴上げは、貴重な体験だった」と話していた。佐藤さんは、上町1丁目で生まれ育った妻の未知花さんと結婚したことからこの日、手荒い祝福を受けた。また、六日町上町2丁目在住の外国語指導助手でフランス人のクランマチューさんは「元々、日本の文化に興味があったが、伝統行事に参加できてよかった」と感激していた=写真=。クランマチューさんはオーストラリアで妻の遥子さんと同居していたが、コロナ禍のために約3年間、離れ離れとなったが昨年、晴れて入籍した。

胴上げ前の神事で緊張する2組の新郎新婦。(左から、クラン遥子さん、クランマチューさん、佐藤美知花さん、佐藤大海さん)

(雪国新聞1月26日号掲載)

高校生が考案した本気丼メニューを採用

塩沢商工高の生徒が考案した本気丼メニューを採用    割烹にし川

ボリュームたっぷりのヘルシー丼「大きな一口 『丼丼おたべ丼』」1500円

南魚沼産コシヒカリのブランド力向上と消費拡大を目的とした「南魚沼、本気丼」キャンペーンも今年で9年目。今年は「秋マジ」(10月1日〜12月5日)と「冬マジ」の2部制で開催。12月16日から、18店舗20丼が参加して第2弾「冬マジ」が始まった。「冬マジ」では、塩沢商工高校の生徒らが考案したメニュー「大きな一口 丼丼おたべ丼(どんどんおたべどん)」が牧之通りの割烹「にし川」の本気丼「冬マジ」メニューに採用された。割烹にし川の常連客である同校商業科の富樫友和教諭(57)が「商品開発と流通の授業で、生徒たちが考案したメニューを商品化し、市場に流通させることの喜び、達成感を体験することで生徒の自己肯定感を高め、将来的には起業家への一歩としてもらいたい」との思いを店主に相談したことがきっかけとなりで実現したもの。生徒11人は、約4カ月かけて、店主の西川英雄さん(60)と打ち合わせや試作を重ね、鶏のササミ、油淋鶏と野菜にビーフシチューが絡まったボリュームたっぷりのヘルシーな丼が完成した。商業科2年の志太多聞さんと内山莉桜菜さんは「みんなで協力して完成した丼なので、大きなひと口で皆さんにどんどん食べてほしい」。また、「大きな一口『丼丼おたべ丼』」と命名した、阿部澪さんは「お腹を減らしたお客さんたちが今、食べていることさえ忘れてしまうほどおいしい丼を大きな口で食べてほしいとの思いを込めて命名した」と話している。

大きな一口「丼丼おたべ丼」を考案した塩沢商工高校の生徒たち

(雪国新聞 12月22日掲載)

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