南魚沼市小栗山、南魚沼市福祉センターしらゆりで17日、「しゃべり場お六」イベントデーで心も体も脳も元気にする「笑いヨガ」に参加者約30人が挑戦した。同福祉センターでは、住民自らが自主的、自発的に企画、運営することで高齢者、障がい者、子育て家庭の仲間づくり、社会的孤立感の解消、健康の維持向上などを図り、安心して暮らせる居場所づくりを目指し、誰もが気軽に安心して自由に参加できる「定期型お茶の間サロン『しゃべり場お六』」を毎週月曜に開いている。また、月に1回「イベントデー」として様々な物作り体験や健康体操なども行われている。
この日のイベント、「笑いヨガ」は、地域で講座や講演活動を行う、南魚沼市五日町の笑いヨガティーチャー、若井ときさん(68)ら4人が、日常生活のなかで笑うことの大切さや効能などを解説。その後、参加者は輪になって童心にかえって大きな声で笑いながら、手拍子、かけ声、深呼吸などを組み合わせた健康体操「笑いヨガ」に汗を流した。
南魚沼市君沢の貝瀬文枝さん(74)は「普段から仲間と歌い、施設などを訪問し、歌う活動をしながら健康に暮らしている。今日、初めて「笑いヨガ」を体験し、健康には笑うことの大切さを実感できたし、貴重な体験をさせていただいた」と話していた。
「しゃべり場お六」の問い合わせは、社会福祉協議会 電話773―6911。
(雪国新聞 6月28日掲載)