自動車整備魚沼協議会が チャリティーイベント開催

健全でトラブルの無い車に乗っていただくための共通した知識、ルールを周知し、徹底するために活動する「新潟県自動車整備魚沼協議会」(田村敦分会長)は、10月12日、イオン六日町店駐車場の特設会場で「与六市チャリティーイベント」(与六市実行委員会・南魚沼クラッシックカークラブ共催)を開催する。

同協議会では、新型コロナウイルスの影響で、多くのイベントが中止、延期となっていた2020年10月、南魚沼市民会館駐車場で与六市実行委員会(山田良夫代表)と共催でチャリティーイベントを開催。同日は、無料マイカー点検・相談、自動運転支援システム体験などが行われたほか、ミニカープレゼント、ミニ四駆大会ブースなどに多くの親子連れでにぎわった。また、旧車の展示会(南魚沼クラッシックカークラブ)や焼き芋、綿あめほかの販売などのチャリティー販売も行われた。当日の入場者は1260人、点検教室参加者は62人、マイカー無料点検は37台でコロナ禍のイベントではあったが、来場者は久しぶりのイベントを満喫し、大盛況だった。

10月12日のイベントでは、自動車ユーザーに自動車の構造及び点検・整備についての知識と理解を広めようと1986年から実施している「マイカー点検キャンペーン」「クルマの相談コーナー」をはじめ自ら組み立てたミニ4駆大会ブース(先着60人・無料)ほか焼き芋、わたあめ販売コーナー、移動販売車も出店する。

新潟県自動車整備魚沼協議会、田村敦分会長(49)は「新しい知識、認識を分会で共有しライバル会社では無く、互い支えあい協力できる会社や人を作り、交通安全と地域の発展に貢献できる南魚沼を作りたいと思っている」と話している。

左から、新潟県自動車整備魚沼協議会事務局の田中秀憲さん、副会長の大平浩二さん、分会長の田村敦さん、フラワーオートガレージ代表の林哲也さん、フラワーオートガレージの川邊博人さん

南魚沼分会から全日本自動車整備技能競技大会に初出場・フラワーオートガレージの川邊博人さん

11月30日、東京ビッグサイトで開催される「全日本自動車整備技能競技大会」に南魚沼市関、フラワーオートガレージの川邊博人さん(38・国家1級小型自動車整備士)が出場する。川邊さんは、塩沢商工高校、群馬自動車大学校を卒業し、新潟トヨペット、JAみなみ車両センターを経て2023年、フラワーオートガレージに入社。今年5月、新潟県代表選手選抜大会で優勝。同大会で準優勝のピットサークル新潟店の出沼寛之さんと新潟県代表として全国大会に出場する。全国大会には、50チームが参加し、競技用の車両を使い各代表チーム2人が協力して制限時間90分で12カ月点検項目を点検し、6箇所の不具合箇所を見つけて点検し、修理を行う。川邊さんは「日本一になることで現役整備士や整備士を目指す人などに刺激になり、業界の技術向上、発展に繋がれば嬉しい。前回の23回大会新潟県が初優勝しているので、連覇をめざして頑張る」と意気込む。

(雪国新聞 10月4日掲載)

一緒にさくらを植樹しませんか 5月25日正午から 関興寺で

株式会社伊藤園が全国で行っている桜の植樹・保全活動「わたしの街の未来の桜プロジェクト」で、南魚沼市上野の関興寺が選ばれ、5月25日に桜の植樹祭が開かれる。

株式会社伊藤園(本庄大介社長)では、2019年2月に「お~いお茶」発売30周年を迎えたことを記念し、「日本の春の象徴として古来より愛されてきた桜を未来につなぎ、咲かせ続けたい」という願いを込めて、公益財団法人日本さくらの会と協同して全国で桜の植樹・保全活動を行っている。

関興寺の杉岡住職の後輩である神奈川県伊勢原市の能満寺、松本隆行住職は「桜プロジェクト」に協力しているコメディアン、萩本欽一さんと駒澤大学の学友でもあることから、萩本さんにもぜひ、おいしい南魚沼のお米(関興寺米)を食べていただきたい」と、能満寺住職を通じて萩本さんに届けられ、萩本さんが関興寺米のおいしさに感動。「ぜひ今度、関興寺で植樹を」と植樹が実現した。

杉岡住職は「関興寺では、境内に広がる『花岡山を桜と紅葉の美しい里山にする活動』を行なっています。地域の皆さまに長く愛される里山となるよう今後も南魚沼市、地域の皆様の協力を得ながら整備を進めて参りますので25日の植樹祭にぜひ、お越し下さい」と話している。

植樹祭は正午〜お茶の振る舞い、午後1時〜薄根ふるさと太鼓のパフォーマンスで始まり、2時〜セレモニーに続き伊藤園、林茂男市長、市観光協会長らがシダレザクラを植樹し、一般参加者がソメイヨシノを植樹する。2時30分〜坐禅体験(50人まで・「お~いお茶」のプレゼントあり)も行われる。また、来場者に「関興寺米」おにぎり、味噌なめたか…の「関興寺汁」が振る舞われる。

問い合わせは、関興寺(南魚沼市上野267 電話025−783−2111)。

(雪国新聞 5月10日掲載)