今年はマリオ  六日町駅前の雪像

JR六日町駅前のショッピングセンター「ララ」前に今年も雪像が登場し、多くの市民や観光客の目を楽しませている。
雪像は、多くの市民や観光客でにぎわう南魚沼市雪まつりの開催期間に合わせて6年前から同ショッピングセンターが設置しているもので制作を担当しているのは、市内のイベントなどで「似顔絵工房べーやん。」として知られる阿部宏之さん(43)。
阿部さんは「“新たな時代へジャンプ”をテーマに、平成から次の時代(年号)となる今年、ジャンプを得意とするキャラ『マリオ』を選んで、制作した」と話している。

完成したばかりの雪像マリオ(=9日、ショッピングセンターララ前)

沖縄の嘉芸小児童と六日町小児童が太鼓で交流会

南魚沼市雪まつりで毎年、沖縄の伝統芸能エイサーを披露している沖縄県国頭郡金武町の嘉芸(かげい)小学校の6年生と保護者ら44人が雪まつり前日の8日、六日町小学校を訪れ、同小和太鼓クラブの児童55人が演奏を披露し合い交流を深めた=写真=。

交流会は2006年から、嘉芸小学校6年生の新潟県文化交流会が南魚沼市雪まつりに合わせて行われている。
9日の早朝、沖縄を出発した嘉芸小児童ほか一行がさっそく、六日町小学校体育館で和太鼓部と琉球のエイサー演奏を披露し合い、班ごとに分かれ互いの地域の素晴らしさを紹介し合うなどの交流を行った。
嘉芸小学校6年生の幸喜ひなたさん(12)は「和太鼓の演奏はとてもよかった迫力があった」。一方、六日町小学校和太鼓クラブの6年生、貝瀬南美さん(12)、高橋空雅くんは「エイサーの演奏は2回目。私た踊りながらの演奏は私たちの演奏とは違う迫力があってすごい」と話し、それぞれの演奏を讃えあっていた。
嘉芸小児童らは9日夜、六日町大橋下の魚野川河川敷で行われた「第68回南魚沼市雪まつり」特設ステージでエイサー演奏を披露し、多くの来場者を魅了した。
なお、今年13年目となる「新潟県文化交流会」では2014年の夏から、南魚沼市の児童たちが沖縄嘉芸小学校の児童らに会いに行く交流会も行われており、9日の雪まつりのステージ前には、昨年の夏に沖縄を訪れた南魚沼市の児童らと再開し、八海山スキー場で雪あそびを楽しんだ。

六日町小学校の和太鼓クラブが御実城太鼓を披露
嘉芸小学校児童によるエイサー演奏

沖縄児童に雪のプレゼント

雪が降らない沖縄の小学校児童に雪を贈ろうと21日、六日町小学校の5年生児童52人と六日町ライオンズクラブメンバー20人が、雪だるま型の発泡スチロールケースに雪を詰め、沖縄県国頭郡本部町(くにがみぐんもとぶちょう)の本部小学校に20個、国頭郡金武町の嘉芸(かげい)小学校に10個を届けた。
今回23回目の「雪の宅配」は、六日町ライオンズクラブと沖縄県本部ライオンズクラブの小学校交流支援の一環として本部小へ送っており、2003年から南魚沼市雪まつりで琉球エイサー演奏を披露し、六日町小と交流を行っている嘉芸小学校にも届けている。
この日、児童らはグラウンドに降り積もった新雪を30個のケースに詰め込んだ。詰め込み作業を終えた、南雲美優さん(11)は「わたしたちがおくったこの雪で沖縄の友達が楽しく遊んでほしい」と笑顔で話していた。

グラウンドの新雪をケースに雪を詰め込む、児童とライオンズメンバー(=21日、六日町小)

無病息災を願う  六日町八幡区 斉の神

小正月行事さいの神(どんど焼き)が、南魚沼市内各地域で行われ、正月飾りや書き初めなどと一緒に燃やして一年の無病息災を祈った
南魚沼市六日町の八幡区(石川正廣区長・約300世帯)では、斉の神を地区のイベント「雪祭り」として開かれている。なお同地区は、旧郷社八幡宮のお膝元ということもあって点火前には宮司による神事が行われた。昔から厄除けや縁起担ぎのための神具としても使われる火打石で宮司が、住民代表が持つ松明に点火。その松明の火で斉の神に点火するといきよい良く燃え上った。住民たちは斉の神を囲みスルメを焼いたり、お神酒を酌み交わしながら交流を深めた。

(=14日、南魚沼市八幡区)

150年前(慶応4年)の旧三国街道を検証

「慶応4年戊辰の湯沢と魚沼を語る」が昨年12月28日に開催され、町内外より8名の参加があった。主催と会場は湯沢町歴史民俗資料館「雪国館」。
町内在住の高橋貞良さん(78)が所有している湯沢宿の古地図で、明治時代の宿の様子を検証した。

写湯沢宿の古地図を検証しているようす(=2018年12月28日、撮影:瀧沢巳千雄さん)

大般若塚での戦いから三国峠を下り、浅貝宿、二居宿、二居峠、三俣宿、八木沢、芝原、七谷切、湯沢宿、関宿、塩沢宿、六日町宿・・・と地図で辿った。
お茶請けには旧三国街道沿いの各宿にある老舗の品が出された。湯沢は億萬屋の「駒子もち」(当日は悪天候により、丸屋製菓店の「しんこ餅」から変更)、関宿はみどりやの「石打まんじゅう」、塩沢宿は大津の「ハッカ糖」、六日町宿は今成漬物店の「山家漬」。町内から参加した小林守雄さん(87)は「こんげにうんまい(こんなに美味しい)漬物があるなんて知らんかった」と話し、感激していた。

プレートの左から駒子もち、石打まんじゅう、ハッカ糖、山家漬

新潟地震想定し、魚沼基幹病院で災害訓練


南魚沼市浦佐の魚沼基幹病院(内山聖院長)と日清医療食品㈱(菅井正一社長)は28日、震度7の地震が発生した想定で陸路、空路で介護食、使い捨て食器、水などの支援物資を搬送する訓練を行った。

魚沼基幹病院9階の屋上ヘリポートに支援物資を積み込んだヘリコプターが到着(=9月28日、正午過ぎ)

三国峠の戦いバスツアーに県内外から25人参加

「戊辰戦争150年」を記念した「三国峠の戦いバスツアー」が9月26日に開かれ、県内外から25人が参加した。同ツアーは、湯沢町観光協会が主催し、指定管理を受ける湯沢町歴史民俗資料館「雪国館」で行った夏季特別展示を元に企画された。

旧三国街道について解説する高橋貞良さん(右)

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三俣の脇本陣跡「池田家」公開中

旧三俣宿の脇本陣跡「池田家」のオープニングセレモニーが8月25日に開催された。
今年4月に町へ寄贈された池田家は江戸時代中期に建てられたとされており、旧三国街道沿いにおいての数少ない遺構である。
セレモニーでは、池田家の家紋である「揚羽蝶(あげはちょう)」が染め抜かれた陣幕の前で、18代目当主・池田誠司さん(74)や田村正幸町長などが挨拶した。
9月1日から三俣在住の関隆臣さん(69)が施設管理者を務めている。掃除には一部屋につき約一時間かける。神棚など触ることができない場所もあるが、できるだけハタキをかけたり、柱などを乾拭きしている。「煤けた所よりも、きれいになっている所を見てもらいたい。気付いたところを日々、掃除していく」と話し、気を引き締めていた。
今年度の開館日は11月30日までの原則毎日で、時間は午前9時から午後4時半まで。入館料は大人300円、小中学生150円。問い合わせ先は湯沢町公民館☎025ー784ー2460。

陣幕の前で挨拶する池田さん(左から3人目)。田村町長ほか湯沢町関係者らも参列(=8月25日、オープニングセレモニー)

雪国館で「おしえて!すい子さん」開催

湯沢町歴史民俗資料館「雪国館」では「おしえて!すい子さん」を8月中に4回、開催。最終回は31日㈮になる。
幕末の彫刻家、石川雲蝶の研究家である中島すい子さん。午後1時から4時までの都合がよいタイミングで参加が可能。
8月3日には、東京都小金井市在住の藤井聡、里美さん夫妻が参加。たまたま前日に、西福寺開山堂を訪れていた。「作者の背景が分かって面白かった」と聡さん。里美さんは「話を聞いてから作品を見たら、全然違うものに感じるんじゃないかな」と話していた。
中島さんは「質疑応答じゃなくて雑談の中で聞いたり答えたり、順番もなく時には話が逸れたりする講話も、かしこまらなくていいと思う。多く方に参加してほしい」と話している。

 

お茶を飲みながら、和やかな雰囲気で中島さんの解説に聞き入る参加者たち(=8月24日、雪国館)

伝統ある伊米神社祭礼

旧三国街道の宿場町であった三俣集落で、伊米(いめ)神社祭礼が行われた。
本祭りは毎年12日に行われ、裃に袴姿の神社総代に守られており、烏帽子と水干(すいかん)姿の「輿丁(よてい)」4人で担ぐ神輿には菊の御紋が施されている。天狗を先頭にした神輿の行列は、榊(さかき)、梵天(ぼんてん)、神旗(みはた)、神官、顔を白く塗って金色の「天冠(てんがん)」を被る女児2名の稚児(ちご)などが連なる。
「お休み処」の脇本陣池田家では、江戸時代そのままの座敷で神官などが休憩をとった。座敷から見える道路で、地域の婦人グループの舞踊や湯沢小学校3年生44人が「南中ソーラン節」を披露。「どっこいしょ、どっこいしょ、ソーラン、ソーラン」と元気に声を出しながら踊る姿に、声援が送られた。
踊り終えた女子児童は「最後にジャンプして、ヤーとするのが難しいんだけど、ちゃんとできて良かった」と笑顔。湯沢町三俣の関清太郎さんは「お神輿を担いでワッショイワッショイとやらない、珍しいお祭り。ずっと残していってほしい」と話していた。

伊米神社を出発する御神輿(=7月12日、伊米神社)
湯沢小3年生が踊りを披露(=旧脇本陣「池田家」前)
「お休み処」池田屋を出発する行列