元女子力観光プロモーションチーム、FMゆきぐにアナウンサーの小杉幸子さん(59)が、50年前に亡くなった祖母が営んでいた南魚沼市石打丸山スキー場の旅館「中嶋屋」の再開を決意。今シーズン12月クリスマスの頃を目標に、南魚沼地域で活躍する若手女性シェフ宮田悠さんとコラボレーションのカフェからスタートを目指している。
今年2月、7代目を襲名した円楽さんと、全国のコミュニティFMで金曜日深夜に放送中の「円楽のシネマトーク&ミュージック」で小杉幸子さんがパーソナリティを務め、プライベートでも交流。小杉さんの祖母で中嶋屋旅館の創業者、阿部シゲノさんの50回忌の供養として落語会を開催したいとの思いを伝えたところ、円楽さんの快諾で「第1回石打丸山スキー場関山寄席『七代目三遊亭円楽落語会』」が実現。落語会には、小杉さんの親戚や地元住民、地元企業のオーナー、議員ほか、首都圏からのメディア関係者ら総勢約50人余りが落語を満喫。引き続き、円楽さん、弟弟子の萬丸さんを囲んで地元「天心」の自慢料理や近隣住民の持ち寄った酒を酌み交わしながら交流を深めた=写真=。
落語会を主催した、小杉さんは「様々なご縁と歴史の大きな流れを感じながら多くの人々の助けを得て開催する事が出来た。客をもてなす事が生き甲斐だった祖母の遺志を継ぎ、中嶋屋旅館を再開することで阿部家先祖、ご近所様に喜んでもらえれば幸せに思う。後日、東京のスタジオで円楽師匠に『姉さん、来年もやりましょうよ!』との言葉。来年の落語会もご期待ください」と話している。
また、小杉さんは2024年から、女子力観光プロモーションチームの友人たちと地域活性化サークル「Snow Girl(スノウガール)を発足。そのチームを軸に、「ゆきぐにでアソボ」をキャッチフレーズに 共に食し、語り、遊ぶ!を敢行すべくInstagramなどSNSで発信し、南魚沼地域の魅力を発掘中。東京と南魚沼の2拠点生活を続けながら精力的に活動を行っている。



(雪国新聞 11月28日掲載)
