校外学習で特産品「魚沼しいたけ」について学ぶ

 

自ら収穫した椎茸の大きさ比べで盛り上がる=収穫体験

浦佐の特産品「魚沼しいたけ」について学び、地域への理解をさらに深めようと浦佐小学校4年生39人が、校外学習で近くの有限会社牛木きのこ園を見学した。同きのこ園、山本康之統括本部長のしいたけについての解説や工場の案内に続き、収穫体験ではお気に入りの椎茸を自ら収穫し、椎茸の大きさ比べで盛り上がり、児童が楽しみにしていた「きのこの試食」では、きのこ園の山本さんやスタッフが用意した、炒めしいたけ、しいたけ汁が振る舞われ、児童は採れたての椎茸に舌鼓を打っていた。

4年1組、関隆太さんは「大きさがみんな違う椎茸にびっくり。キノコの出汁だけで作ったお汁の美味しさにびっくりした」。2組の湯本臣杜さんは「キノコは形がそれぞれ違うのに味は変わらないことに驚いた。また、自然のキノコにはいろんな形があることを知った」と話していた。4年1組担任、山田薫教諭(40)は「『おいしい!』『今まで食べたしいたけの中で1番おいしい!』『苦手だったけど、好きになった!』などと、子どもたちは大喜びでした。収穫した魚沼しいたけを家でどのようにして食べたか?料理の写真を添えて牛木きのこ園さんへ感謝の手紙と一緒にお渡ししようと考えている。毎日、給食を残さず、モリモリ食べている元気な浦佐小4年生!これからも『食』を通し、地域について学びもっともっと地元、浦佐を好きになってほしいと願う」と話している。

「炒めしいたけ」と「しいたけ汁」の試食に児童も先生も思わず笑顔

(雪国新聞 12月12日掲載)