南魚沼市一村尾、県道小千谷大和線の安全歩道沿いの約500メートルにイルミネーションを設置しようと30日、地域住民や子どもら約60人が設置作業を行った。地域を盛り上げようと、地域の住民団体「童夢」が20年ほど前に始め、2021年からは住民有志によるイルミネーション実行委員会が活動を引き継いで行われている。作業を終え、夕暮れになると赤や青色など色鮮やかなLED電球と雪の結晶や雪だるまなどの装飾も施されたイルミネーションで沿道沿いはクリスマスムード満点な幻想的な雰囲気に包まれた。

設置作業に参加した、一村尾地区PTA代表の星野風香さん(34)は「地域と交流を深め、少しでも地域のお役に立てればと思い今年、PTAとしては初めて参加。子どもたち21人、保護者16人でお手伝いさせていただいた」。同じく、副代表の上村美里さん(38)は「『みんなで飾り付けたイルミネーションが多くの人たちに喜んでもらえた』という、子どもたちの思い出づくりのためにも今日、参加させていただいて良かった。この活動がずっと続けばいいなぁと思っている」と話していた。
(雪国新聞 12月12日掲載)
