LAVOCEⅡ「こうのとりの贈り物」コンサートに向けて 南魚沼市民会館

 南魚沼市民会館音楽アドバイザーの鈴木規子さん(60)が8月12日、市制20周年記念事業として「20年のありがとう鈴木規子と愉快な仲間たち〜『こうのとりの贈り物』」コンサートを開催する。

本番のステージ衣装で告知用の写真撮影

現在、出演メンバー11人が本番に向けて熱心練習に取り組んでいる。この日は、披露曲の入念な練習に続いて、全員が本番衣装を着用し、告知用の写真撮影も行われた。

 コンサートを主催する鈴木規子さんは、国立音楽大学声楽科卒業、東京芸術大学別科音楽修了。イタリアや南ドイツにて多数のコンサートに出演し、1994年にトルトーナ国際音楽コンクール声楽部門第3位受賞。帰国後は自身の音楽活動のほか2004年から「Studio VOCE(ストゥーディオ ヴォーチェ) 」を主宰し、こどもから大人までピアノ、声楽のレッスンを行っている。2005年から、南魚沼市のオペラ合唱団うおぬまLirica(リリカ)や南魚沼市少年少女合唱団を指導し、2008年に南魚沼市歌を作曲家遠藤実氏の立会いで録音して発表した。

 鈴木さんは「南魚沼市で活動を始めて20年。これまで元気に活動させていただいたことに感謝しております。また、常々『こもりうた』は赤ちゃんが初めて出会う歌であり音楽。そんな、こもりうたが当たり前に歌われ、聞かれ、流れるように祈り、歌の大好きな仲間たちと、幼児から大人まで楽しんでいただけるコンサートにしたい」と話している。また、出演者の阿部歩実さん(28)は「4月から社会人(教員)としてスタートする私にとって、今回のステージは大事な節目になると思う」と意気込んでいる。

練習は、真剣ながらもいつも笑顔が絶えない

同コンサートでは、古川圭子さんの指揮、上村明子さんのピアノで鈴木規子さんと音楽仲間が「ゆりかご」「勇気100%」「ひまわりの約束」「大人のための3つのこもりうた」などほかの歌声を披露する。

チケットは、4月21日から南魚沼市民会館(電話773−5500)、イトー楽器(電話757−6307)で販売。

(雪国新聞 4月5日掲載)